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2021年6月26日 土曜日

錦絵新聞の世界

by admin

〜明治のおもしろ珍事件が浮世絵になった〜

  • 2021年6月8日(火)〜9月5日(日)9時〜17時、月曜休館
  • 会場:菱川師宣記念館(鋸南町吉浜516)
  • 料金:一般・大学生500円、小中高校生400円

明治に入ると西洋からありとあらゆる文物が流入してくるが、『新聞』もそのひとつだった。明治3年に活版印刷と洋紙を用いた初の日刊紙「横浜毎日新聞」が刊行された。さらに明治5年に「東京日日新聞」、「郵便報知新聞」などが誕生している。いずれも、ふりがなや絵もなく、漢文漢語の読める知識人向けで、一般大衆には読みにくいものであった。
そこでかな文字が読める程度の庶民向けに登場したのが『錦絵新聞』。新聞社の発行した日刊紙の記事をもとに、戯作者や講談師などの手を経て読み聞かせてわかりやすい文章に仕立て直し、絵師が木版画浮世絵に仕上げたものだ。
明治7年、東京の版元「具足屋」により東京日日新聞の記事を題材に、浮世絵師の落合芳幾の錦絵にふりがなつきの解説文を添えて錦絵版「東京日日新聞」が発行される。たちまち人気を呼び、歌川国芳の門下で芳幾の後輩であった月岡芳年が起用された郵便報知新聞も売り出された。さらに大阪や京都の版元から錦絵新聞が発行され、約40種もの錦絵新聞が続々と誕生した。錦絵新聞のブームは明治10年の西南戦争の頃までのわずかな期間だった。錦絵より作成に時間のかからない単色刷りの挿絵を組み合わせた小新聞が発行され、錦絵新聞はほとんど姿を消していった。
錦絵新聞は、新聞の記事の中から珍しい事件をピックアップして、これを錦絵にしたもので、ゴシップ・ジャーナリズムの媒体となり、それまで新聞に縁のなかった一般大衆に受けた。今でいえばさしずめ写真週刊誌やテレビのワイドショーにも通ずるものだろうか。
錦絵新聞でとりあげられた題材は殺人、情痴、美談、怪談などが多かった。「墓から生き返った酔っ払い」「妖怪三つ眼入道現る」のように市井の人々が興味をもつ話題を、迫力ある構図の図柄と名調子の文章で伝えたのである。
今回の展覧会では、落合芳幾が担当した東京日日新聞、月岡芳年による郵便報知新聞等35点が展示されている。錦絵としての価値もさることながら、明治初頭の庶民を楽しませた貴重な史料でもある。

問い合わせ/菱川師宣記念館
電話/0470-55-4061

*512号掲載

2021年6月12日 土曜日

海と人と鯨と 飯田裕子写真展

by admin

 1「鯨とワタシたち」

  • 6月19日(土)〜9月6日(月)9時〜20時、火・水曜定休
  • 会場:カフェわだぱん(南房総市和田町柴215 電話 080-3558-9308)

2「楽園創生〜南太平洋の島々〜」

  • 7月22日(木・祝)〜9月26日(日)10時〜17時 ※日曜日は16時まで、火・水・木曜休館
  • 会場:白浜海洋美術館(南房総市白浜町白浜628-1 電話 0470-3‌8-4551)

3「遠くのハワイと近くのイワイ」

  • 7月31日(土)〜8月31日(火)10時〜18時、日曜定休
  • 会場:岩井駅前交流拠点boccs(南房総市市部125-1‌3 電話 0470-2‌9-3958)

写真家の飯田裕子さんが南房総市の3か所を会場に、房総と太平洋上のオセアニアの島々に続いてきた、海と人との関わりをテーマにした写真展を開く。各会場ではギャラリートークやライブ、ワークショップなどが行われる。
飯田さんは日本各地、世界の旅とドキュメンタリーをテーマに、各地域の環境から生まれた衣食住、職人世界など多岐にわたる取材をし、ポリネシアやメラネシアの島国、亜熱帯島嶼世界などの撮影をライフワークにしている。
「鯨とワタシたち」は現在も捕鯨が続けられている和田のカフェを会場に、1998年と2007年に捕鯨船に乗船し取材撮影した秘蔵写真を中心に、親子鯨の写真が展示される。6月19日(土)13時30分からは鯨に想いを馳せるギャラリートーク、20日(日)17時30分から深津純子さんとジョン・グレゴリーさんによるライブ(ライブチャージ有り)が開催される。
「楽園創生〜南太平洋の島々〜」は、海の工芸美術を展示する美術館を会場に、2018年に京都のロンド・クレアントで開催した「楽園創生」展に出品したプリントが並ぶ。ライフワークとして撮影を続けてきたポリネシアは、人類移動史で難関の海をカヌーで超えた勇敢な人々の島々だ。
「遠くのハワイと近くのイワイ」は岩井駅前の多目的交流施設が会場。呼吸と水を意味するハワイと岩井(イワイ)を比較した写真を展示する。

*511号掲載

2021年3月27日 土曜日

安房美術会100周年記念展

by admin

長きにわたり安房の美術文化を牽引

  • 4月3日(土)〜11日(日)10時〜17時 ※3日は12時〜、11日は16時まで、南総文化ホールは月曜休館
  • 会場:館山市コミュニティセンター 展示ホール 「会員」作品展(春季展)/千葉県南総文化ホールギャラリー 「物故会員及び顧問」作品展

大正時代に設立 多彩な文化人が尽力

安房美術会の歴史は古く、発足は大正10年(1921)。今年で100周年を迎える。ちなみに、鉄路が房総半島を南進し、その2年前の大正8年に安房北条駅(現館山駅)が開業している。発足の背景には、観光振興と関東大震災からの復興、そして地域文化の向上があった。当初は画家のほかに出版人、歌人、俳人、文人が集まり、バラエティに富んでいた。
安房美術会の設立の中心になったのは、美術館のミュージアムショップの絵はがきの老舗「京都便利堂」の創業者で、東京で社会風刺漫画雑誌「東京パック」を発行した中村有楽(「楽土の房州」発行人)。館山の北条町に来た中村有楽は、房州の観光宣伝につとめながら、安房地域の文化人たちと交流。それが「安房美術会」の誕生となり、初代会長を務めた。
大正13年7月に開催された第1回美術展覧会は、館山の銀座通りにあったレストラン「鏡軒」で行われた。レストランの洋館は前年の大正12年9月の関東大震災で潰れていたので、バラックのよしず張りの中でのスタートだった。展覧会では毎回入場料を取りながら、かなりの入場者があったという。
第1回目の出品者の顔ぶれを見ると、鋸南町保田に住み始めたばかりの石原純(アインシュタインと親交のあった理論物理学者)や原阿佐緒(アララギ派の女流歌人)らが名を連ねていた。館山の長須賀に眼科医を開業した日本画家の斎藤光雲も創立時の主要メンバーであり、戦後の混乱期まで長期にわたり会長を務めた。

「館山美術会」から 再び「安房美術会」へ

昭和9年に安房美術会は、房総観光協会や東京湾汽船会社などの後援を得て、東京日本橋の白木屋(百貨店)で「房総風景紹介展覧会」を開催した。房州の自然や風景を紹介して、旅行客の来遊を促すための観光振興に大いに寄与した。
戦争と戦後の混乱期を経て、館山市文化祭に参加してから入場無料とした。昭和29年に「安房美術会」は「館山美術会」に改称、昭和60年から館山市文化祭「館山美術会展」は公募展とし一般からも出品を募った。平成29年にふたたび旧来の「安房美術会」に改称、「会員相互の創作活動を活発にすると共に安房地域の美術文化の振興をはかることを目的とする」の活動理念を掲げ、春と秋に美術展を開催している。現在の安房美術会は、洋画・日本画・彫刻・工芸の4部門があり、会員60余名が日頃の研鑽の成果である作品を発表している。
今回は記念展として、2つの会場で開催される。現会員の作品は「春季展」を兼ね、館山市コミュニティセンター展示ホールに、そして物故会員及び顧問の作品は、所蔵者の協力のもとに南総文化ホールギャラリーに展示する。斎藤光雲はじめ石原純など安房美術会の草創期の会員や、美術会顧問をつとめた岩崎巴人など19名の作品を展示している。これまでの安房美術会の年表も掲示し、安房美術会の100年を振り返る。

問い合わせ:事務局(石井)
電話:0470-27-3087

*506号掲載
*507号掲載

2021年3月13日 土曜日

−南房総の光と風を描いた画家−溝口七生遺作展

by admin

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  • 3月11日(木)~23日(火)10時~17時 ※月曜休館、23日は15時まで 会場:千葉県南総文化ホールギャラリー 主催:溝口七生遺作展実行委員会

打ち寄せる波、岩礁、荒涼とした砂丘、立ち枯れの老木や何気ない里山など、ごく身近にある風景が、精緻な筆づかいで写実的に描かれる。画家・溝口七生さんの作品は一度や二度ならず、誰もが目にしたことがあると思う。おおよそ60年にわたり油絵を描き続けてきたが、惜しくも一昨年、83歳で他界した。
東京出身の溝口さんは、大学卒業後に岩井にあった養護学校教諭として、南房総へ着任。前後して絵筆をとり、1965年、29歳の時に光陽展に「岩井の海」を初出品し入選をはたす。以降も教職のかたわら、絵を描くことにも専念し、光陽展に出品を続けるほか、安井賞展や千葉県展にも入選、また千葉県展知事賞、県展賞、コレクターが賞を選ぶ絵画展グランプリなどを受賞している。画業へ情熱を注ぐほかにも、「平和を願う千葉県美術家の会」などに参加し、平和運動にも熱心に取り組んできた。
アトリエに残されていた約300点の遺作のなかから40点を選び展示したのが今回の遺作展。なお、1997年、南総文化ホール開館の際、このギャラリーではこけら落としとして溝口七生作品展が開催されている。
車の免許を持っていなかったため、自宅のある鋸南町勝山からは50㏄バイクにまたがりスケッチなどの取材をしていたというのも、溝口さんらしいエピソードだろう。自身の画集(2008年・作品集)に「風景との対話」と題してこんな一文を寄せている。

『自然が多く、その自然は、人間生活と密接不可分で「親しみやすい自然」である。そんな南房総の風土、自然、風景はとても好きで、心惹かれるので、描き続けている。
しかし、南房総らしさを表現したいとはあまり思っていないこともあって、明らかに南房総のあの場所で描いたのだとわかるような作品、南房総らしさが強く出ているような作品は、意外と少ないと思う。
日本の他の地域で見られるような岩・波・渚・田園・樹々、等の自然の片隅に見られる「素朴な美しさ」「生命の輝き」などに心惹かれて描くことが多いからだと思う。
(中略)
自分が風景と対話した内容やその中で感じたこと、思ったこと、感動したこと、などを込めて作品にし、作品を観てくれる人が私と同じように感じてくれれば素晴らしいとは思うのだが、同時に、私と同じように感じてくれなくてもいいから、私の作品の中の風景と自由に対話してくれればいいなと思っている。』

溝口七生 プロフィール
1936年・東京に生まれる。1960年・東京学芸大学卒業。東京都の小学校教員となり、大田区、台東区、文京区の健康学園教諭を歴任、94年に退職。教職の傍ら美術活動に取り組む。 1965年・光陽展に出品。以後、光陽会に所属。72年から94年まで委員を務める。南房総支部の支部長も長年務める。94年に退会。この間、安井賞展に入選2回、ル・サロン展入選、千葉県秀作美術展に選抜され出品など。2019年・83歳で死去。

*505号掲載

2021年1月1日 金曜日

謹賀新年 あらためて、のんびり、 ゆったり、地元でお正月

by admin

今年のお正月は、密をさけてゆったり、のんびりすごせる近くのおすすめスポットをご紹介。  よく知ってる、時々行っている所かもしれませんが、家のなかにとじこもってもいられない、お正月でかけるならこちらはいかがでしょう。

酪農のさと

この周辺の山間部は嶺岡牧と呼ばれ平安時代から馬を放牧し、朝廷に献上していたという歴史を持つ。戦国時代は里見氏の軍馬養成に使われ、江戸時代には、幕府直轄の牧場となった。享保13年(1728)、徳川八代将軍吉宗の命により、インドから輸入した白牛を飼育したことから、日本酪農発祥の地となっている。明治44年(1911)に千葉県種畜場嶺岡分場が発足し、その後、嶺岡牧場とも呼ばれ日本の酪農の発展に貢献をしてきた。現在は、その一部が「酪農のさと」として一般開放されており、18頭のヤギが放牧されている。牧場内は自由に散策ができる、のびのびとした開放的な場所。千葉県酪農資料館は酪農に関する資料が展示されている(9時30分から16時30分・入館無料・月曜休館)。資料館ともに、元日から営業しており、4日(月)も開館する。
電話:0470-46-8181

野島崎公園

ご存知!房総半島最南端の野島崎。灯台を中心に崎をぐるーっと一周できる距離800mほどの遊歩道が整備されており、のんびり、ゆったり散策を楽しめる。のんびりまわって20分ほど。最南端の碑や彫刻のモニュメントも所々に設置されており、岩礁の景観など見所もいろいろ。野島埼灯台は併設するきらりん館とあわせて元日から営業(平日・9時〜16時、土日祝・8時30分〜16時、参観寄付金:大人〈中学生以上〉300円、小学生以下無料)。海や漁業に関する文化財を展示した白浜海洋美術館もおすすめのお立ち寄り所。厳島神社での初詣もお忘れなく。境内には安房の名工のひとり武田石翁作の七福神もある。灯台前広場には飲食店も多数あり、2、3時間はすごせるエリアだ。

大山千枚田

四季折々に変化する自然を楽しめる大山千枚田。移りゆく季節を写真におさめようと訪れるカメラマンも多い、人気の撮影スポットでもある。昨年の10月から実施しているのが「棚田のあかり」のイベント。1万本のLEDライトが並べられており、そのうち6000本は15分ごとに色を変える。1月4日までの開催なのでお見逃しなく(点灯時間:17時〜20時頃)。

潮風王国

潮風王国のキャッチフレーズは、「日本一気持ちのいい芝生広場のある道の駅」。広々とした芝生のある広場でゆったり、のんびり。人に迷惑をかけない、この基本ルールを守れば、犬のお散歩、ボール遊び、バドミントンなどもOKです。電線がないので凧揚げもおすすめ。物産やお土産などを販売する市場棟の営業時間は元日は10時から16時。2日以降は通常どおり9時から17時までの営業(GWまでは無休)。
電話:0470-43-1811

*501号掲載

2020年12月12日 土曜日

おかげさまでクリップ500号! バックナンバーで振り返る22年・その1

by admin

南房総生活情報誌クリップは1998年8月8日、創刊準備号00号を発行以来、今号で500号となりました。地域の店舗、企業の広告を掲載するとともに、南房総・安房エリアでのイベントやできごと、魅力的な場所や人物などの紹介をしてきました。地域の情報を得るメディアとして、みなさまに親しまれてきました。今回は、クリップバックナンバーからクリップの足跡をたどってみました。

1998 平成10年

00

98年8月8日号
創刊準備号
創刊に先立ち発行されたクリップ00号。地ビールが脚光を浴びるなか、安房にも誕生した「安房麦酒」を取り上げた。

1999 平成11年

06

99年2月20日号
ジャズだけでなく多くの音楽ファンを集めたサウンドスポット・コンコルド、ニューマミー、サニー、ステップの4店を紹介。いずれも残念ながら現在は閉店している。

2000 平成12年

19

00年2月11日号
2月2日にオープンした三芳村の道の駅「鄙の里」。観光と縁のなかった三芳村が一躍人気の観光スポットに。

27

00年6月10日号
JR高速バス「房総なのはな号」運行開始。当初は1日4便。その後、ほぼ1時間に2便となり、東京への手軽な足として定着。

2001 平成13年

40

01年1月1日号
創刊3年目の元日号。地域に根ざした情報誌らしく、南房総・安房を様々な角度から掘り下げて紹介。どこまでも地元愛。

59

01年10月27日号
「南房総ラテン化計画」を合い言葉に、三芳と鴨川で開催されたラテン音楽のライブの紹介とあわせて、ラテン音楽の魅力を紹介。

2002 平成14年

64

02年1月26日号
若潮マラソンの沿道での応援に便利なマップを掲載。1月1日に千倉町に「アートスペース風」がオープン。

74

02年6月22日号
現在も続けられている南房総のアマチュアバンドの祭典「ライトミュージックフェスティバル・イン・アワ」。この年は第7回。出演した全バンドを紹介。

2003 平成15年

100

03年8月8日号
通巻100号、「南房総に元気力」。00号と同様にスイカの種に各市町村の人口を紹介。館山花火大会当日でにっぽん丸が寄港。

2004 平成16年

119

04年6月12日号
富津館山道路が全線開通。一般道を走ったデータとを比較。その差17分41秒。加藤登紀子さんが開催してきた5回目の「鴨川未来たち学校」の紹介も。

122

04年7月24日号
千倉の名物イベントとなっている「サンバフェスタ」がこの年からスタート。千倉町生誕50周年の記念行事。

2005 平成17年

134

05年2月11日号
この日に鴨川市と天津小湊町が合併し新たな鴨川市として誕生。

147

05年8月27日号
戦後60年の記念イベントを紹介。この年から、安房・平和のための美術展がスタート、67名のアーティストが参加。

2006 平成18年

157

06年1月28日号
春の花シーズンに丸山町のローズマリーホールで開催されていたフラワーフェスティバル。地元の人たちにも観光客にも人気のイベントだった。

160

06年3月11日号
3月20日に6町1村が合併して南房総市が誕生。各町村ではカウントダウンボードを設置。安房地区は新しい時代に突入。

177

06年11月25日
南房総の旬を食す第1回「自然薯」。館山市九重自然薯組合を取材。現在も健在。

2007 平成19年

181

07年2月10日号
JRの「房総発見伝」のキャンペーンでD51が内房線を走り、沿線は鉄道ファンだけでなく多くの見物客を集めた。

185

07年4月14日号
南房総市で開催された「全国ハーブサミット」。全国から21市町村が参加。

190

07年6月23日号
富津館山道路の開通から3年。館山道が全線開通し、東京・千葉と高速道路で直結。

2008 平成20年

207

08年3月22日号
「安心して暮らせる、美しい未来のために、この地域から」をスローガンに開催された「あわあわマーケット」。多数の店舗や団体が参加した一大エコイベント。

211

08年5月24日号
フラダンスのステージを中心にしたイベントもりだくさんの鴨川のビーチイベント。

2009 平成21年

236

09年6月27日号
鴨川自然王国の「あわのわ」、ロックシティ館山の「あわあわファーマーズマーケット」の2つのエコイベントを紹介。

247

09年12月12日号
夏の葦船づくりのイベントで制作された葦船を燃やして天に送り届けるという趣向の「葦船昇天祭」。あわせて星空観察会も開催された。

*500号掲載

2020年8月8日 土曜日

ご近所旅のススメ その1 路線バスに乗ろう!

by admin

いまこそ、地元再発見の旅へ

印刷用PDF版はこちら
(クリップ前号492号(8月8日発行)に掲載の安房路線バス全路線図面に一部誤りがありました。訂正後の全路線図面のPDFを掲載しましたので、ご利用ください)

新型コロナウイルス感染症の流行で、遠方への観光が懸念される中、自宅から1時間程度の移動範囲の「地元」を観光する近距離旅行が注目されている。そこで今回お届けするのは、地元を路線バスで旅するための「安房路線バス・全路線図」。
路線によっては、1日2便しかないものもある。利用者が多いと思える路線でも朝2便、昼1便、夕2便の5便という具合だ。不便きわまりない路線バスを、こんな時だからこそ、あえて旅してみるのも一興か。クルマに慣れきった人には、馬鹿げた旅かも知れないが、普段見えない何かが発見できるかも知れない。ウェブサイトで時刻表を手にいれて、まずは路線バスの旅を机上でプランしてみては。

路線バスキーワード

デマンド運行
デマンド運行は、利用の多く見込めない路線や区間で、ルートや乗降場所、運行時間をあらかじめ設定しておき、利用者から電話などによる要望があった場合に運行するもの。

フリー乗降
路線経路内(国道以外)であれば停留所以外でも自由にバスの乗降ができる。乗車場所を電話予約で「○○(バス停)と、△△(バス停)の間、□□(目印)あたりで乗車(降車)予定」と知らせておく。 初めの一歩 おすすめ ローカルバス路線

館山鴨川線

海沿いを走る安房縦断バス旅。お馴染みの道だがあえて路線バス

館山駅東口の館山日東バス乗り場

館山駅と鴨川の亀田病院間、片道約40㎞をほぼ1時間かけて運行するバス路線。平日・土曜は1日6便でほぼ2時間おき、日曜は1日4便の運行。途中下車旅を楽しめる路線。JR内房線沿いに走るので、電車と組み合わせた旅プランで時間を有効に利用できる。国道128号線沿いを走るが太海から鴨川の間は旧道を通る。館山駅〜鴨川駅・亀田病院の運賃は720円。

白浜千倉館山線

安房白浜・千倉間は1時間おきに1便。電車との併用もおすすめ

千倉駅から安房白浜間の路線と、千倉の市街の平舘車庫と館山駅間の路線とが一本化され、安房白浜と館山駅間を運行するようになったバス路線。未だにその名残があり、安房白浜・千倉駅間は1日11便、千倉駅・館山駅間は1日5便となっている。千倉駅・安房白浜駅間は、ほぼ1時間おきに1便なので、途中下車で寄り道、道くさ旅をするには好都合だ。路線には魅力的な飲食店も多い。電車との接続もいいので、内房線と併用しての旅プランもおすすめ。

鴨川市コミュニティバス 北ルート

途中下車を楽しみながら内浦山県民の森を往復。たっぷり一日旅

鴨川市コミュニティバス・北ルート(水色)、南ルート(黄色)

金山ダム〜鴨川駅西口〜鯛の浦を往復する。さらに鯛の浦から内浦山県民の森までは12人乗りのハイエースによるデマンド運行となる。1日3便、金山ダム〜鴨川駅西口は4便、大日〜金山ダム、三駄田〜内浦山県民の森の区間はフリー乗降ができる。第2便、鴨川駅西口発8時51分発に乗り、途中下車、その後の第3便に乗って移動し途中下車。さらに第4便で内浦山県民の森まで、16時26分着。同バス停17時30分発に乗り、鴨川駅西口まで、18時10分着。1日たっぷり楽しめるご近所旅行。ちなみに鴨川駅西口〜内浦山県民の森の運賃は650円。途中下車を重ねた場合は、当然割高になる。

長狭線・金谷線

大山千枚田をあえて路線バスで訪ねてみる。足を伸ばして長狭街道で房総横断

鴨川駅東口にある鴨川日東バス乗り場

長狭線・金谷線は、長狭街道を通る路線で鴨川駅と浜金谷の東京湾フェリー乗り場を結ぶ。全盛期の1960年代は国鉄連絡バスの役割を担っていたことから「金束駅」「主基駅」「吉尾駅」と停留所に駅がつく。亀田病院からみんなみの里や大山千枚田に近い釜沼へはどちらの路線も利用できる。大山千枚田へは鴨川駅から平塚本郷までの往復割引乗車券があり、釜沼まで通常片道550円が往復で730円で行ける。釜沼から大山千枚田まで徒歩約20分。往復割引乗車券は鴨川日東バス待合所窓口、鴨川駅前観光案内所で販売している。亀田病院・鴨川駅〜東京湾フェリーの運賃は900円。

富山線

富山を北に南に、ぐるっと一周。大人200円の固定運賃も魅力

富山線は、富山国保病院を中心に、岩井駅、ハイウェイオアシス富楽里などの岩井地区と平群地区を、8の字型に循環する。バス(愛称・トミー)の外観は黄色地のボディ後方に、南総里見八犬伝の伏姫と八房をあしらっている。路線経路内(国道以外)であれば停留所以外でも自由にバスの乗降ができる「フリー乗降」方式で運行している。平日は1日7便、土日祝日は6便、1回乗車につき大人(中学生以上)200円、小人(小学生)100円。

鋸南町・町内循環バス

鋸南町をぐるぐる回る。どこまでいっても最大300円

鋸南町営循環バス・北回りの赤バスと南回りの青バス

鋸南町の町内循環バスは、「大崩」を発着点として、北回りの赤バスと南回りの青バスの2種類のバスが町内を循環している。バスの車体には、鋸南町のイメージキャラクターが描かれている。赤バスは菱川師宣の見返り美人図の「みかえりちゃん」と桜をイメージした「さくらちゃん」、青バスは源頼朝の「よりともくん」と近代捕鯨(クジラ捕り)の祖・醍醐新兵衛の「しんべえくん」をあしらっている。5区間まで200円、6区間以上は300円、平日は1日5便、土日祝日と年末年始は始発便及び最終便は運休している。

*492号掲載

2019年10月12日 土曜日

がんばんべぇ!房州 被災した歴史資料の取扱いに 困ったら相談を!

by admin

水損した貴重な写真を救済

台風15号で自宅や地区の集会所などが被災し、保管していた歴史資料が水損・破損して取扱いに困ったときは、安房各市町の文化財担当課や博物館に相談を。民間の古文書類については、相談いただければ、必要に応じて千葉県文書館からも支援がある。歴史資料は地域の暮らしを伝える大切なもの。文化財に指定されたものだけでなく、下記のようなさまざまなものも歴史資料だ。

  • 戦前の文書や手紙、日記、写真、絵はがきや新聞
  • 地区の記録や引継ぎ文書
  • お祭りやオコモリ(講)の掛軸や道具
  • 神社・寺院やお神輿などの彫刻、木や石でできた仏像や神像
  • 絵馬・棟札など木の板に絵や文字が書かれたもの

水に濡れた古い文書や写真、壊れた彫刻などもすぐに捨てたり燃やしたりしないように。破損した資料は修復でき、情報が得られることがある。 処分を検討する前に下記の連絡先に相談いただければ、保管方法のアドバイスなど相談に応じる。

問い合わせ/館山市立博物館
電話/0470-23-5212

問い合わせ/南房総市教育委員会 生涯学習課
電話/0470-46-2963

問い合わせ/鴨川市郷土資料館
電話/04-7093-3800

問い合わせ/鋸南町歴史民俗資料館
電話/0470-55-4061

*473号掲載

2019年9月12日 木曜日

ヴァイオリン・チェロ・ピアノ トリオコンサート

by admin
  • 10月14日(月・祝)開場14時、開演14時30分
  • 会場:南総文化ホール小ホール
  • 入場料:一般3000円、学生1000円

ウィーン国立音楽大学を卒業し、イタリアで研鑽を重ね、バルセロナ、ミラノ等で演奏活動をしてきたピアニスト半澤美緒子さんらによるコンサート。
ヴァイオリニストは三又治彦さん、チェリストは藤村俊介さん、二人はNHK交響楽団次席を務める。プログラムはモーツァルト・ピアノ三重奏曲K.584ハ長調、マスネ・タイスの瞑想曲、モンティ・チャルダッシュ、サンサーンス・白鳥ほか。

問い合わせ/半澤美緒子ピアノ会
電話/090-3909-1079

*469号掲載
*471号掲載

2019年8月10日 土曜日

夕涼みないと2019 〜懐かしの学び舎で放課後を楽しむスペシャルな2日間〜

by admin
  • 8月10日(土)16時〜、11日(日・祝)15時〜
  • 会場:道の駅保田小学校(鋸南町保田724)

鋸南町音頭を中心とした盆踊り(17時〜)、竹灯篭、絵灯篭、番傘のライトアップ(17時〜)、ちびっ子ビンゴ大会(カード配布開始19時)、ワンコイン縁日とテナントナイト営業(16時〜)、10日は和太鼓と千代正行のライブ、11日はタヒチハナのダンスショーとYaeのライブ、11日15時から鴨川在住の美術家・宮下昌也さんによる保田小をイメージしたライブペインティング、ドリームKによる紙芝居などイベント盛り沢山。

問い合わせ/道の駅保田小学校
電話/0470-29-5530

*469号掲載

第25回全国大学フラメンコ フェスティバルin館山2019

by admin
  • 8月11日(日・祝)開場13時30分、開演14時
  • 会場:南総文化ホール
  • 入場無料

館山の夏の風物詩として定着した「全国大学フラメンコフェスティバル」。今年も12の大学が参加、約130名の学生たちが館山に集結し、華麗なフラメンコを披露する。
館山市内の市民サークル3団体(エスペランサ館山「親子フラメンコ教室」、館山ユネスコ保育園、ペーニャ・ベルデ)も出演する。華やかな衣装とエネルギッシュな踊りで観客を魅了する。ほかにも写真展を開催。

*469号掲載

ART FOR THE EARTH 2019 第15回 安房・平和のための美術展

by admin

船田正廣「時計廻り/反時計廻り」

  • 8月24日(土)〜9月1日(日)10時〜17時・最終日は16時まで
  • 会場:道の駅とみうら枇杷倶楽部ギャラリー・展示室
  • 入場無料

安房にゆかりのある美術家たちが集まり、世界の平和と美しい地球環境を次世代に引き継ごうと2005年にスタートしたチャリティ美術展。参加者は年々増加し今年は76名になり、南房総では最大規模の美術展。ジャンル・会派の違いを超えた作品が展示され、それぞれ出展者の平和への思いが表現される。作品の売上げは義援金となる。

問い合わせ/実行委員会(橋本)
電話/0470-29-1290

*469号掲載
*470号掲載

南房総スポーツフェスタ 第18回アームレスリング大会

by admin
  • 8月25日(日)受付・検量10時30分〜/開会式12時30分〜
  • 会場:白浜コミュニティセンター(南房総市白浜町白浜14955)
  • 参加資格:中学生以上
  • 参加費:一般500円、中高生100円(左右でエントリーする場合も同額)

県内外から腕力自慢の猛者が集結するアームレスリング大会。性別、体重、右腕、左腕で分けた9クラスで熱戦を展開する。トーナメント方式による1回勝負で、組み合わせは当日抽選。上位3位まで表彰がある。8月16日(金)までFAXで出場申込み。観戦者は入場無料。

問い合わせ/峯パワークラブトレーニングジム
FAX/0470-38-3494

*469号掲載

こどもと大人のさざなみ劇場 劇団なんじゃもんじゃ『ベッカンコおに』×望月純『百鬼ア・ゴーゴー展』

by admin
  • 9月8日(日)開場12時、開演13時30分
  • 会場:とみうら元気倶楽部さざなみホール

「鬼って一体なんだろう?」をテーマに演劇とアートをコラボさせた一日限りの劇空間。  演劇「ベッカンコおに」(原作・さねとうあきら)は、岐阜県中津川市に拠点を置く夫婦二人だけの劇団なんじゃもんじゃが仮面、人形、そして二人の俳優という構成で上演する。望月純さんによる張子のお面の劇場内展示「百鬼ア・ゴーゴー展」も開催する。チケット(前売こども800円、大人1800円、こども1名+大人1名2000円)は南房総エリア各所【枇杷倶楽部(南房総市)、額縁屋ヒロイ(館山市)、海猫堂(南房総市)、カルトーラ(鴨川市)、ちいさなおうち(南房総市)、海遊魚(鋸南町)】で販売中。

問い合わせ/実行委員会(サカモト)
電話/0470-46-2167

*469号掲載
*470号掲載

2019年7月13日 土曜日

Kameda Cup 2019 in Kamogawa

by admin

南房総の夏シーズンはこれで開幕!サーフィンする人、しない人も楽しめる海辺のイベント!

  • 7月15日(月・祝)10時~15時(サーフィン大会・6時~15時30分)
  • 会場:鴨川市東条海岸(マルキポイント)
  • 入場無料

年間を通じてサーファーが絶え間なく訪れる、鴨川・東条海岸マルキポイントを会場に、毎年開催されている亀田メディカルセンター主催の「亀田カップ」は今年で8回目。医療機関の従事者を対象としたサーフィン大会で、医療従事者の交流や地域の活性化を目指したイベント。今年は全国から140名がエントリー。上級者からはじめたばかりの方も参加できる、幅広い年齢層が楽しめる大会になっている。
ショートボード、ロングボードは、それぞれチャレンジクラス、エンジョイクラス、50歳以上を対象としたカフナクラスに分かれ、大会は朝6時からスタート。10時頃からファイナルが予定されている。ランダムで組まれた5人1組のチームでボードをバトン代わりに競い合うFUNレースが行われた後、プロサーファーによるエキシビションが行われる。
サーフィン大会のほかにも楽しめるイベントは盛りだくさんに用意されている。10時から始まるステージでは、タヒチアンダンス、ヒップホップダンスなどが行われる。バンド演奏では、亀田歯科センター長の亀田秀次さんを中心に編成された4人組バンド「ジャスティンスタッフ」が今年も登場。
毎年大好評の「親子ビーサン飛ばし大会」(11時30 分から・受付は6時から)。親(祖父母可)と子(小学6年生以下)でそれぞれビーチサンダルを飛ばし合計飛距離を競う。参加費は無料で、入賞者には表彰と素敵な景品が贈られる。
飲食が楽しめる模擬店は、鴨川商工会女性部や市内の飲食店が出店。フランクフルト、ひじきいなり、いか焼き、ドーナツ、ナポリピッツァ、BBQチキンプレート、自家製アイスクリーム、コーヒー、コールドプレスジュース、ビールなどなど食べ物もいっぱい。今年もオルカ鴨川FCの選手が参加します。
海辺で食べて飲んで、一日のんびり、サーフィンをしない人でも存分に楽しめるイベント。

※駐車場は鴨川ロイヤルホテル跡地に用意

問い合わせ/Kameda Cupサーフィン大会事務局
電話/04-7099-1264

*467号掲載

石川仁 講演会 草の船で海を渡る 〜太古の知恵をつなぐ旅〜

by admin
  • 7月21日(日)16時〜18時
  • 会場:上瀬戸さんあーる亭(南房総市千倉町瀬戸1161、瀬戸交差点そば)
  • 料金:1000円

葦船航海士の石川仁さんを招いてアメリカ西海岸から太平洋を航海する計画『太平洋航海プロジェクトEXPEDITION AMANA』について語ってもらう。石川仁さんは南米からポリネシアへの葦船実験航海に参加、高知から伊豆神津島まで葦船で外洋航海した経歴を持つ。2008年〜11年は南房総で葦船作りのワークショップを開催、12年〜13年は館山から出発しヨットで日本一周し館山夕日桟橋に帰港した。

問い合わせ/吉良
電話/080-6689-4512

*467号掲載

農業の将来と食の安全を考える会・講演会

by admin

鈴木宜弘教授

  • 7月26日(金)14時〜16時30分
  • 会場:南総文化ホール小ホール
  • 入場無料

農業経済学の第一人者として農産物市場の活性化に尽力する農学博士・鈴木宣弘さん(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)の講演会。今後予想される農産物生産量激減、食品の安全性の危機、種子法・種苗法の問題など農業と食の安全についてをテーマに語る。農業従事者だけでなく、食品の安全性など食に関心のある消費者の方もぜひ参加を。

問い合わせ/関
電話/080-6517-0708

*467号掲載

2019年6月8日 土曜日

Cift トーク&ライブ

by admin
  • 6月16日(日)開場13時、開演14時
  • 会場:ル・ファーレ白浜 イーストコテージ(南房総市白浜町滝口5792-2)
  • 入場無料

1部は渋谷のCiftという建物で60人で「拡張家族」という社会実験をしている平本沙織さんの講演と、「シェアエコノミー」「シェア子育て」についてのトークイベント。2部はCiftに暮らすシンガーソングライター・ローラさんのスタジオライブ。夕方からは日本パエリア協会公式ソング「パエリアの歌」を歌うローラさんにちなんだパエリアパーティーを開催。ライブは投げ銭で、パエリアパーティーの参加費は1000円。

問い合わせ/ル・ファーレ白浜
電話/0470-38-2320

*465号掲載

2019年2月23日 土曜日

冒険家・鈴木克章 講演会 古代舟の漕ぎ手として

by admin
  • 3月1日(金)18時30分〜20時
  • 会場:上瀬戸さんあーる亭(南房総市千倉町瀬戸1161、瀬戸交差点そば)
  • 料金:1000円

シーカヤック日本一周単独航海達成者で、国立科学博物館主催・3万年前の航海徹底再現プロジェクトの漕ぎ手として参加する鈴木克章さん。
2011年から46ヶ月をかけて、シーカヤックによる日本一周を達成し、日本が島国であることを確かめた。今夏、5人乗りの丸木舟で台湾から日本まで漕ぐ。
今回のトークでは手漕ぎ舟を通して海から見た日本列島をスライドで紹介、古代の航海術を語る。

問い合わせ/吉良
電話/080-6689-4512

*457号掲載
*458号掲載

2019年2月9日 土曜日

平成30年度特別展「房州と江戸・東京 ー海を行き交う人・モノ・文化ー」

by admin
  • 開催中〜3月17日(日)9時〜16時45分、月曜休館※2月11日(月・祝)は開館、12日(火)は休館
  • 会場:館山市立博物館本館(館山市館山351-2)
  • 料金:一般500円、小中高生300円

江戸時代から明治時代に、房州と江戸(東京)がどのように関わってきたのかを、人・モノの動きや文化活動に注目して紹介するのが、今回の展覧会。資料約90点により構成されている。
会場入口で迎えるのは海上輸送で活躍した五大力船や押送船の模型、房州と東京を結んだ汽船の写真、明治時代のガイドブック。海をわたる、観光地・房州、江戸遊学と地域教育、文化交流の広がり、移り住む人々、信仰をめぐる房州と江戸など8つのテーマで構成されており、鉄道が開通する大正時代以前のありし時代に思いを馳せることのできる史料が並ぶ。
近年注目されている彫工・後藤義光や武志伊八郎(波の伊八)と江戸の彫工たちの師弟関係を示す「彫工世系図」(東京国立博物館所蔵)も興味深い。
3月9日(土)開催のワークショップでは、海をめぐる旅オリジナルガイドブックを作る(10時〜15時・随時受付・無料)。2月16日(土)と3月2日(土)は学芸員による解説会も開催(13時30分〜14時30分)。詳しくはお電話で。

問い合わせ/館山市立博物館本館
電話/0470-23-5212

*457号掲載

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