アークス開業35周年記念フリーマーケット&マルシェ
館山駅徒歩5分、銀座通りのほど近くに、ショッピングタウン「ARKS」としてテナントビルが設立し35年。楽しいショッピングや生活創造の場として活躍を続ける。時代とともに商店街の様相は変化を重ね、アークスビルも様々なテナントが出入りしながら、現在も15の多彩なテナントが軒を連ねている。35年の感謝を込めて、地元発のテナントモールで、フリーマーケットとマルシェを開催。
問い合わせ/アークス
電話/0470-22-4180
*555号掲載
南房総地域に在住のクラフト、アート、音楽、食など、ものづくりを楽しむ仲間が集まり、展覧会とマーケットを開催。藍染、わら細工、竹カトラリー、服、音楽、アクセサリー、アート作品などが出品される。ロッケン商店街、道の駅ローズマリー公園インフォメーション、はなまる市場による共催。
問い合わせ/ロッケン商店街(タケモト)
電話/090-3740-0810
*555号掲載
フィンランド発祥のアップサイクルイベントであるクリーニングデイを館山市内の2会場で同時開催。アップサイクルとは、古い不要なモノをリサイクルやリユースするだけでなく、そのモノに新しい価値や有用性を見出し、新たな使い手に受け継いでもらうことを目指すもの。城山公園では美しきガラクタ市と称した青空マーケット、sPARK_tateyamaでは手仕事のワークショップ、2会場を地産地消の野菜とジビエ肉をランニングしながら運ぶARデリバリーランを開催。
*555号掲載
千倉ARTマルシェ2023
南房総の名物イベントであるアートマルシェ。ゴールデンウィークの幕開けを告げるイベントだったが、今年は例年よりも2週間早い開催となる。実行委員長でイラストレーターの山口マオさんが店主をつとめる海猫堂による審査をへて、選び抜かれた84のブースが出店する(1日目61ブース、2日目58ブース)。
昨年まではコロナ禍に配慮し、出店者を木更津以南に限定したが、今年は県内各地、東京、神奈川、茨城、山梨、遠く福島、愛知、新潟からユニークな作品を携えてはるばるやってくる。
ジャンルは陶芸、木工(木のおもちゃ、木工風見鶏)、房州うちわ、石と貝のアート作品、書、絵画、アクセサリー(シルバー、ガラス、木工)、布小物(がまぐち、ぬいぐるみ、こぎん刺し、アフリカ・アジア刺繍)、ダンボール財布や猫の爪研ぎなどの作り手たちが出店する。このほか古本、マッサージ、スープ、パン、ワッフル、コロッケ、焼き菓子、弁当、台湾茶、農産物の販売もある。お楽しみ多彩の一押しイベント。
朝から夕方までバンド演奏やちんどん、アフリカンダンス、フラなどで繰り広げられる中庭広場のステージもアートマルシェの魅力。
広い芝生と空、青い太平洋、うららかな春のひとときをのんびり過ごそう。
問い合わせ/海猫堂
電話/0470-43-1039
*553号掲載
房州とイタリアを愛した画家 寺崎武男 生誕140年展
- 3月25日(土)〜4月5日(水)10時〜16時(最終日は15時まで)月曜休館
- 会場:南総文化ホールギャラリー
国際的に活躍したにもかかわらず、あまり知られていない画家・寺崎武男の全貌を紹介する作品資料展が南総文化ホールギャラリーで開催される。
大正末期から館山市に暮らし、戦後は安房高校の美術講師として後進の育成に務めた寺崎武男は、明治時代にイタリアへ渡り、フレスコ画やテンペラ画、エッチングなど様々な技法を研究して日本に紹介した。大正期より法隆寺の壁画研究を続け、昭和のはじめにはヴェニス・ビエンナーレ国際展で日本人として初入賞を果たしたことも。
館山にはイタリア留学の先輩である彫刻家・長沼守敬を慕って訪れるうちに定住するようになった。房総開拓神話を多く描き、安房神社や布良崎神社、下立松原神社(白浜)などには奉納された作品がある。
作品資料展では、寺崎家の遺族から寄贈を受けた多数の作品と、膨大な書簡や手帳・スケッチ帳などを調査分析した資料パネル約40点を展示する。
4月1日(土)14時から同会場の小ホールでシンポジウムが開催される。石井元章氏(大阪芸術大学教授)による基調講演「日伊交流史における寺崎武男」、安房文化遺産フォーラムの愛沢伸雄氏による調査報告「手帳と書簡から見える寺崎武男の世界」。資料代500円。
問い合わせ:NPO法人安房文化遺産フォーラム
電話:0470-22-8271
*552号掲載
「北口牡丹園」4月9日(日)開園
- 毎月第2・第4土曜日9時〜15時、雨天中止/会場:いすみ楽市会場(いすみ市深堀1885-16)
いすみ市の大原海水浴場から徒歩3分の場所で、約50店舗のブースが集まって開催される楽市。海の雑貨、縁日、ヤギのエサやり体験、ワークショップなど子どもから大人まで楽しめる。
問い合わせ/いすみ楽市
電話/080-6702-7899
*552号掲載
ライオンズクラブ国際協会 環境フォーラム2023第7回マツ枯れ対策ボランティア 平砂浦海岸マツ苗植樹大会
マツ枯れによる壊滅的な被害を受けた平砂浦海岸に白砂青松を取り戻そうと、ライオンズクラブのボランティア活動として始められたマツ苗植樹イベント。
今年も千葉県南部林業事務所の協力を得て、クロマツ400本、マサキ200本、トベラ200本を植樹する。
参加の申込みは電話で。持ち物は軍手、じょうろ又は2リットルほどのビニール袋。
問い合わせ/酒井
電話/090-3095-9345
*550号掲載
- 3月11日(土)開場18時30分・開演19時30分
- 会場:風雲(鴨川市広場817)
- 料金(1ドリンク付)5000円
風雲の復活ジャズライブ第3弾は、ドラムスの奥平真吾率いるコンボが登場。9才の時にジャズクラブでドラミングを披露、11才でデビューアルバムをリリースという神童ぶり。アメリカに渡り活躍後2010年に帰国した世界が認めるジャズドラマー。ギブソン・ジャズギターコンテスト最優秀ギタリスト賞受賞の馬場孝喜(G)に堀秀彰(P)、宮上啓仁(B)という、今回も乞うご期待の面々。予約制。
問い合わせ/杉山(19時以降)
電話/090-8812-7748
*550号掲載
新開発 たてやま海自カレー 館山市内5店舗で2月10日デビュー!!
館山市内5店舗の飲食店・ホテル等で、「たてやま海自カレー」が昨日10日より販売開始された。
これは、なにか地域振興になることができれば、という館山海上自衛隊の思いと、全国の各地で取り組んでいる「海自カレー」を開発できれば、という地域飲食店舗の願いがひとつになりできたもの。コロナ禍のなかで取組協議を開始しながら、なかなかコロナが収束せず、大々的な活動ができるかという不安のなか、準備に本格的に取り組んだのは昨年の7月。そこから、館山市内の飲食店等が、説明会や協議、試作等に挑戦し、このほど5店舗で「たてやま海自カレー」として販売することになった。
館山航空基地では、毎週金曜日の昼食が「カレー」で、野菜カレー、チキンカレー、ビーフカレーなどを週替りで、「仕事に励むための昼食」として提供しているとのこと。「たてやま海自カレー」も、基本は基地で食べているカレーの食感等を守り、加えて館山産や房州産の野菜や食材を使い、副菜やデザートにもこだわりを持ってメニュー化することをルールに。各店それぞれ個性あるメニューに仕上がった。
海上自衛隊第21航空群と食のまちづくりを推進する館山市、店舗のまとめ役としての館山商工会議所、この3者により、「海自カレー」の普及について連携協定の調印が交わされ、デビューを記念して先着200名に「館山航空基地隊グッズ」をプレゼントするキャンペーンとともに販売をスタートした。
食べ比べできる「たてやま海自カレー」、各店で提供時間等に違いがあるのでご注意を。
事業の問い合わせは館山商工会議所
電話:0470-22-8330
たてやま海自カレー基本ルール
- ごはんの量・ルーの量は200g〜240g
- ルーはミックス、香辛料もシンプルに
- ドリンク付き=選べるなかに牛乳あり
- サラダ、福神漬(らっきょう)がついている
- 館山産、房州産、こだわりの食材をどこかに使用。産地、作り手の意図がわかる副菜を
ひふみのハチミツ&里見伏姫牛カレー
Café123
(カフェひふみ)
館山市八幡515
電話:0470-23-5348
11:00〜16:00
定休日/月曜・水曜
ランチ 1,880円(税込)
野菜ゴロリの元気が出る館山こだわりカレー
Photon325
館山市北条1843-8
電話:090-6964-5685
11:00〜14:00
(ランチタイム)
定休日/日曜・月曜
ランチ 1,650円(税込)
房州さばぶしチキンカレー
里見茶屋
館山市館山236
電話:0470-29-5100
カレー提供時間10:00〜14:00
(営業時間11:00〜18:00)
定休日/不定休
ランチ 1,380円(税込)
鮪(まぐろ)サンガに黒麻油が香るブラックジャックカレー
海辺の小さなお宿
まるへい民宿
(MARUHEI KITCHEN)
館山市沼985-10
電話:0470-22-2803
電話窓口9:00〜18:00
民宿営業/通年(不定休)
宿泊者限定 2,310円(税込)
平砂浦アジわいパンチカレー
館山リゾートホテル
館山市小沼352
電話:0470-29-2100
18:00〜20:30(L.O)
※館内1階「バルオルカ」で提供
ディナー 1,760円(税込)
*549号掲載
特別展 靉日荘一〇〇年 大正時代ー保田を愛した歌人や画家たち
- 2022年11月22日(火)〜2月5日(日)9時〜17時、月曜休館
- 会場:菱川師宣記念館(鋸南町吉浜516)
- 料金:一般・大学生500円、小中高生400円
明治から大正にかけて多くの文化人が避暑や保養の地として訪れた保田には、「靉日荘」(あいじつそう)があった。日本にアインシュタインを招いた理論物理学者で歌人の石原純と、アララギ派の女流歌人の原阿佐緒が、道ならぬ恋のセンセーションから世間の目を逃れ、保田の地に建てた住居である。二人が靉日荘で新しい生活を始めると、彼らを慕う芸術家が集い、保田はいつしか文化を生み出す地域として世に知られるようになった。
さらに、石原と原の地域での功績には、安房美術会の設立がある。出版人の中村有楽、歌人の古泉千樫らとともに創設。保田に移り住み創作活動に専念した画家の金森南耕や山内多門も集まった。
昨年、靉日荘の竣工からちょうど100年を迎え、企画されたのが今回の特別展。靉日荘を通じた芸術家の交流を軸に、地元に多数残る石原・原・金森・山内らの絵画や書籍、短冊、色紙など広範囲にわたる作品や手記が初公開される。そして明治末から大正にかけて活躍した保田ゆかりの画家・鰭崎英朋らの作品も加え、大正時代の保田の文化を振り返る。
問い合わせ:菱川師宣記念館
電話:0470-55-4061
*548号掲載
- 2023年1月2日(月)〜5月14日(日)10時〜17時、火曜休館(祝日の場合は翌日、ゴールデンウィークは開館)
- 会場:鋸山美術館(富津市金谷2146-1)
- 入館料:800円、中高生500円、小学生以下無料
長谷川昻氏は鴨川市粟斗出身の彫刻家で、魚見塚展望台の女神像「暁風」や、東京湾観音の原型を制作したことでも知られる。青年時代に高村光雲に認められ、独自の木彫表現「鉈彫り」を確立。その温もりの心を刻む造形は「現代の円空」と称された。サイゴン国際美術展や日本木彫会展、文展・日展等への出展で活躍し、2012年に102歳で逝去するまで鑿音を響かせた。
今回の展示では「アトリエの記憶」「祈りの形」「無垢の造形」をテーマに3ブースに分け、鴨川市教育委員会・君津市教育委員会所蔵の作品に加え、アトリエに遺された道具やエスキース(習作・原型)も公開される。
作品理解の手がかりとなるエスキースも展示されることで、作者の発想・構想を垣間見ることができる展示内容となっている。造形手法が3Dデジタル技術に移りゆく今だからこそ、鑿を叩き続けた同氏の「生」の作品に迫ってみては。
問い合わせ:鋸山美術館
電話:0439-69-8111
*548号掲載
- 毎月第2土曜日及び第4金曜日10時30分〜11時30分(午前の部)、14時〜15時(午後の部)
- 会場:苔玉ハウスRUMI(館山市長須賀491-3、整体院こり庵内)
- 料金:1900円(苔玉小、直径約6㎝)、2300円(苔玉大、直径約10㎝)、材料費、お茶代込み
苔玉の制作を初歩から学べる。定員各回5名。開催日2日前までに電話で予約申し込み。講師は浜谷るみさん。
問い合わせ:浜谷
電話:090-3130-3579
*548号掲載
復活!風雲ジャズライブ
- 12月10日(土)19時30分〜(開場18時30分)
- 会場:風雲(鴨川市広場817)
- 料金:5000円(予約制)
オープンしてから20年間、定期的にジャズライブを開催し、気軽にライブが楽しめる貴重な存在となっていた「風雲」。コロナ禍で3年ほど中止となっていたライブが、いよいよ復活する。
復活第1弾はベースの金子健を中心に、ギターの井上智、ピアノの伊藤駿介というドラムレストリオ。若手の女性ヴォーカリスト・寝占友梨絵が加わってスタンダードナンバーを中心に演奏、歌が繰りひろげられる。久々に開催されるライブにぜひ足を運んでみては。
問い合わせ/風雲(杉山・19時以降)
電話/090-8812-7748
*545号掲載
新・地区展「館山―城と湊のまち―」
- 10月29日(土)〜12月25日(日)9時〜16時45分、月曜休館
- 会場:館山市立博物館本館(城山公園内)
- 料金:一般400円、小中高生200円
館山市立博物館では、館山市内10地区の歴史と文化財を紹介していく「新・地区展」シリーズを平成24年から開始。今年は最終回として、館山地区を取り上げた展覧会を開催している。
館山地区は館山・上真倉・下真倉・沼・宮城・笠名・大賀・富士見の8つの大字に分かれる。かつては里見義康が居城にした館山城の城下町として整備、里見氏の国替え後、旧城下町は周辺地域の町場、あるいは江戸との物資流通の拠点となった。明治期に東京との間に汽船が開通したことにより、古くから海上交通で栄えたその性格を強くし、昭和になると東京湾要塞の一翼を担うために洲ノ埼海軍航空隊などの軍事施設が設置された。
今回の展示は「海とともに暮らす」「館山城と館山陣屋」「町と村のなりわい」「海軍の町」「町と村の風景」「信仰と寺社」「教育と文化」の7部で構成されている。
館山藩に仕えた儒学者の新井文山は新井浦、絵師の勝山調と川名楽山はともに沼から、高村光雲に学んだ石工の俵光石は楠見から輩出された。寺社彫刻で知られる初代後藤義光は晩年を青柳で過ごす。城と湊の周辺は教育や文化を育む土壌があった。
館山町は関東大震災で町内の99%の建物が倒壊・焼失するという甚大な被害を受けた。博物館の近くにある館山神社は、倒壊した神社7社を合祀して、昭和初期に創建されたもの。その後、軍事施設が設置されたことにより、町と村が大きく景観を変えていった。それら変容の様子が絵図や地図などからうかがえる。
11月20日(日)は青柳周辺の寺社や史跡を巡るイベント(13時〜16時・16日まで申し込み・参加費200円)、12月10日(土)は担当学芸員による展示解説会(13時30分〜14時30分)が開催される。詳しくは電話で。
問い合わせ/館山市立博物館本館
電話/0470-23-5212
- 11月23日(水・祝)~27日(日)10時~17時(最終日15時まで)
- 会場:南総文化ホール ギャラリー
スペインタイル絵付け工房リベーラの作品展が、5年ぶりに南総文化ホールギャラリーで開催される。富浦に古民家ギャラリー&工房をオープンしてから2年が過ぎ、絵付け教室には沢山の生徒が通っている。地元近隣だけでなく、富津や千葉市方面からの生徒も多いそうだ。
今回は、その生徒たちが腕をふるい取り組んだ力作が数多く展示される。鮮やかな色が広がるスペインタイルの世界に足を運んでみては。23日14時からギャラリー内でt.musicの主宰者である小倉知子さんのフルートのライブ(約20分)があり、アートと音楽の融合が楽しめる。
生徒も募集中、興味のある方は電話で問い合わせを。
問い合わせ/スペインタイル絵付け工房 リベーラ
電話/080-3010-0355
*544号掲載
第6回あわぶっく市
年に一度出現する本好きによる本の回廊
- 11月13日(日)10時〜15時、荒天中止(小雨の場合は屋内縮小開催)
- 会場:道の駅ローズマリー公園(南房総市白子1501)
書店が少ない安房地域で、本との出会いの場としておこなうブックマーケット。毎年秋に開催され、第6回目となる今年は本屋と本好きによる約30店がとっておきの本を思い思いに並べて売る。
「あわぶっく市」の発起人の前田浩彦さんは「ひまつぶしがらん堂」という屋号で、リンゴの木箱に本を入れて、地域のイベントによく顔を出している。安房地域の本屋が少なくなっていくのを目にして、本と出会う場をつくりたいという前田さんの思いに集まった仲間は、ぶくぶくコレクティブと名乗る。あわぶっく市は2018年3月に第1回目を鴨川市内の地域マーケットで開催し、第2回目からローズマリー公園に会場を移した。第3回は「房総半島台風」の2か月後にもかかわらず、1日に800冊を超えるやりとりがされたことも。毎回多くの来場者でにぎわっている。
出店者は西千葉や我孫子の古本屋、絵本のセレクトショップ、いすみ市にある私設図書館、元司書、雑誌編集者や本好きの人など様々、本のジャンルは釣り、農業、アート、郷土史、小説、自費出版など多岐にわたる。
あがた森魚さんが特別出店
今回は、シンガーソングライターのあがた森魚さんが特別出店する。あがたさんのファーストシングル「赤色エレジー」は50万枚の大ヒット。音楽生活50周年を記念して出版した自著「愛は愛とて何になる」を自ら販売しサイン会(11時30分〜、13時30分〜)を行う。
このほか、「長南ビブリオカフェ」によるビブリオバトル(11時〜、14時〜。参加者同士で本を紹介し合い、もっとも読みたいと思う本を投票で決めるゲーム)や、天然酵母パンや弁当、コロッケ、ジビエカレー、珈琲など美味しいお店も集合。読書の秋に、あわぶっく市に足を運んでみては。
問い合わせ/ぶくぶくコレクティブ(前田/18時〜21時)
電話/0470-28-4354
海のゆりかごを甦らせよう
- 10月28日(金)13時〜16時45分、29日(土)9時〜16時45分、30日(日)9時15分〜12時30分
- 会場:館山総合高等学校水産校舎(館山市長須賀155)
- 参加無料
海草の一種で、浅い砂地の海辺に生えるアマモ。群生地の「アマモ場」は小魚などの産卵場や生息場となり、「海のゆりかご」と呼ばれる。全国に広く生息していたが、沿岸域の開発や気候変動などで減少している。館山市では「NPO法人たてやま・海辺の鑑定団」などが中心となって、沖ノ島周辺のアマモ場の再生活動を進めている。
「アマモ」と「アマモ場」の再生と保全を目指す「全国アマモサミット」は2008年に横浜市で始まった。14回目の今年は館山総合高校水産校舎(体育館、講堂など)を会場に開催される。
1日目の10月28日(金)は仲岡雅裕氏(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター厚岸臨海実験所)による基調講演「世界のアマモ場〜国際共同研究でわかってきたその役割と現状〜」他(13時15分〜)、岡島達男氏(国土交通省関東地方整備局港湾空港部)らによる事例発表「東京湾UMIプロジェクトと館山港の取組」他(15時5分〜)がある。
2日目の29日(土)は岩井克巳氏(NPO法人大阪湾沿岸域環境創造研究センター)による記念講演「大阪湾におけるアマモ場再生活動」(9時55分〜)、神保清司氏(NPO法人千葉自然学校)による「アウトドア事業者連携と教育活動の実践事例」(10時45分〜)などの活動報告がある。
たてやま・海辺の鑑定団の竹内聖一理事長は29日(土)9時からのオープニングトークと活動報告、30日(日)のパネルディスカッション(10時45分〜)に出る。29日は館山市立北条小学校4年生による活動報告、29日と30日の両日は高校生サミットも行われ、ユーチューブでの配信も予定されている。
来場には事前予約が必要で、サイト(https://amamosummit2022tateyama.com/)の申し込みフォームへ。各日定員200名。会場に駐車場はないが、近隣に無料駐車場がある。
問い合わせ/館山市建設環境部環境課
電話/0470-22-3352
問い合わせ/NPO法人たてやま・海辺の鑑定団
電話/0470-24-7088
*543号掲載
コーヒーを飲んでウガンダ支援
ウガンダコーヒー月間キャンペーン2022
- 2022年10月1日(土)〜10月31日(月)/安房地域内の協賛店舗
安房地域では1994年から28年にわたり、高校生と市民によるウガンダの子どもたちへの支援と交流を続けている。高校生たちの国際貢献活動は旧安房南高校に始まり、安房高校JRC(青少年赤十字)部を経て、現在は安房西高校のJRC部が引き継ぎ、館山総合高校にも友情の輪が広がっている。
いまのウガンダとの交流を契機に2018年より10月はウガンダコーヒー月間として、安房地域内外の協賛店舗でウガンダコーヒーを提供・販売するキャンペーンを展開している。NPO法人安房文化遺産フォーラムが地域のコーヒー店に呼び掛けて始まったもので、5年目となる今年は、安房地域の26店舗と習志野市の1団体が協賛する。協賛する各店舗ではコーヒーの提供や焙煎した豆の販売などが行われている。
アフリカ第2位のコーヒー産出国のウガンダで自然栽培された高品質の「アラビカ種」は、柔らかなコクと爽やかな風味が特徴だ。
コーヒーの愛飲による支援金は、1994年から高校生と市民による交流を続けてきたウガンダ意識向上協会(CUFI)を通じて、現地の子どもたちの教育や生活支援に活用される。
現在、ウガンダではコロナ禍によるロックダウンが繰り返されるとともに、医療体制の脆弱さから感染への危機はもちろん、子どもたちの教育や生活環境に深刻な影響が出ているという。
協賛店舗の詳細は、ウガンダ支援交流サイトへ。
写真パネル展
「コロナ禍のウガンダと支援交流のあゆみ展」
関連イベントとして、8日(土)から10日(月・祝)までの3日間(10時〜16時)、南総文化ホールギャラリーで写真パネル展が開催される。現地での活動写真のほか、3つの高校(安房南・安房JRC・安房西JRC)がバトンを繋ぎ引き継がれてきたウガンダ支援活動のあゆみを展示する。
問い合わせ/NPO法人安房文化遺産フォーラム
電話/0470-22-8271
協賛店舗
◎喫茶+豆販売 ○喫茶 ●豆販売
〈館山市〉◎館山焙煎工房カフェポラリス◎茶房はたやま◎カフェ&ガーデンMANDI◎ブロワ珈琲焙煎所◎ギャラリー&カフェ船形倉庫○茶房カフェノワール○ボードゲームカフェPLAY!○あぢまぁ家再活(リサイクル)家具&カフェ○Tea&Sweetsロジェルージュ○TRAYCLE Market&Coffee○パン工房ばんぱん●モンフルニエ●館山中村屋館山駅前店●館山中村屋バイパス店●田中惣一商店●富崎ベーカリー●オークラPachinko&Slot
〈南房総市〉◎スープのよろずや花○道の駅とみうら枇杷倶楽部○ホテル&リゾーツ南房総樹の香○ギャラリー&スペースMOMO●ギャラリー&ショップ海猫堂●安房暮らしの研究所●ファロPachinko&Slot
〈鴨川市〉◎珈琲生豆焙煎カモガワ珈琲
*542号掲載