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収蔵資料展 「里見家断絶とその後の安房の人々」

投稿者:admin|投稿日:2022年8月27日
400年にわたる里見氏の記録

400年にわたる里見氏の記録

  • 2022年6月19日(日)〜9月19日(月・祝)9時〜16時45分、月曜休館※祝日の場合は翌日休館
  • 会場:館山市立博物館本館(館山市館山351-2)
  • 料金:大人400円、小中高生200円

今年は里見家最後の当主である里見忠義が安房の地を追われ、伯耆国(鳥取県)倉吉で没して400年が経つ。里見家の断絶後から現代に至るまで、安房の人々が里見氏に対して抱いてきた思いをたどっていくのが今回の収蔵資料展だ。
館山市立博物館が準備室開設以来40年にわたり、収集してきた里見氏関連資料のなかから、約100件300点を選りすぐり展示している。
展示は、「絵で見る里見家の最後」、「安房の人々の顕彰と研究」、「里見研究者大野太平」の3部構成。房日新聞に連載された歴史小説「夏の波濤」「秋の幻」の挿絵と連載記事のほか、里見忠義の子孫だと称する家が江戸時代に存在したことを示す短冊、里見氏の姿を描いた錦絵、明治時代末期から昭和時代初期の里見氏史跡の絵はがきなども展示される。
明治以降になると里見氏についての正確な情報を書き残そうとする人たちが現れる。昭和初期に研究を行っていた大野太平が著した「房総里見氏の研究」の自筆原稿など事績も紹介している。
展覧会の見どころを学芸員が紹介した動画(館山市公式チャンネル)もある。

問い合わせ/館山市立博物館本館
電話/0470-23-5212

*539号掲載

カテゴリー:トピックス

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