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房総を描き続けて-溝口七生展

投稿者:admin|投稿日:2021年1月1日
  • 2020年11月10日(火)〜2021年1月24日(日)9時〜17時※元日〜3日(日)、月曜休館(祝日の場合は翌火曜)、1月4日(月)開館
  • 会場:菱川師宣記念館(鋸南町吉浜516)
  • 入館料:一般・大学生500円、小・中・高生400円

溝口七生さんは東京都立の健康学園教諭として保田学園、岩井養護学園など勤務するかたわら、画業にも励んできた。一昨年10月に83歳で他界、長年居住してきた鋸南町へ遺族により絵画13点が寄贈され、今回はその作品を公開したもの。光陽会展や県展などに出品、数多くの受賞歴を持ち、光陽会千葉支部長を務めるなど、千葉県の美術界発展にも大きく貢献。

精密な写生油彩が特徴で、前期は荒涼としたなかに潜む自然の尊厳を表現した風景画、後期は光あふれる房総の海や自然を描いてきた。「樹」(1976年)、「壊されし高原」(1985年)、「砂と枯草」(1990年)といった100号から120号の大作も展示され、みごたえのある作品展となっている。

問い合わせ/菱川師宣記念館
電話/0470-55-4061

*501号掲載

カテゴリー:トピックス

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