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生誕二〇〇年 安房の彫工 後藤義光 ~鴨川での足跡~

投稿者:admin|投稿日:2015年2月13日

後藤義光展ポスター

  • 開催中~3月8日(日)※月曜は休館
  • 会場:鴨川市郷土資料館 2階展示室
  • 入館料:一般200円、小中高生150円、小学生未満無料、鴨川市民無料

江戸末期から明治期にかけて活躍した義光は文化12年(1815)1月28日に現・南房総市千倉町北朝夷に生まれる。近年注目を集めるなか今年は生誕200年。各地で記念行事が予定されているが、皮切りはこの鴨川市郷土資料館の企画展。

鴨川市内に残る義光の作品を中心に、義光と親交の深かった平塚地区出身の高僧・金剛宥性との関わりを示す作品、資料などを展示し鴨川での足跡を紹介している。義光を語るうえで欠かすことのできない金剛宥性は、京都醍醐寺、京都智積院の座主を務め、郷里の安房に多くの事績を残した。義光より6歳ほど年少の宥性は、義光に多くの仕事を依頼し、その深い関係の中からうまれた作品がいくつもある。

本展では龍性院(広場)所蔵の阿吽の「獅子」、手肘木「波に亀」などの10作品や、金剛宥性発願の「安房国百八ヶ所地蔵巡礼」の扁額など、通常は一般公開されていない鴨川市域に残された義光の実作品を25点ほど展示。見逃すことのできないまたとない貴重な機会になる。

問い合わせ/鴨川市郷土資料館
TEL/04・7093・3800

*365号掲載

カテゴリー:トピックス

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