保田川頼朝桜の里 第8回竹灯篭まつり
竹灯篭の明かりに頼朝桜が夕闇に浮かぶ
- 3月7日(土)16時~20時(※荒天の場合は翌日開催)
- 会場:鋸南町 保田川沿い・権現橋〜天王橋(安房郡鋸南町保田)
南房総でいち早くサクラの開花を告げるのは、和田町・抱湖園の元朝桜。それに続くのが鋸南町の「頼朝桜」だ。町内に2万本のサクラを植えようとのプロジェクトが十数年前にスタート。南伊豆の「河津桜」の苗木を取り寄せ、2千本程度から始まり、現在は約1万4千本に。頼朝上陸地にちなんで「頼朝桜」と命名された。今や鋸南町は早咲きサクラの名所でもある。
佐久間川沿いに約400本、佐久間ダム公園に約400本、保田川沿いには約600本の頼朝桜が植えられており、今年は順調に開花がすすみ、3月上旬には見頃を迎える。
約3.5kmにわたってサクラ並木が続く、保田川沿いで開催されるのが「竹灯篭まつり」。主催する実行委員会のメンバーは、秋から竹伐採などの準備を始め、合間をみての竹灯篭づくりにおわれる。並べられる竹灯篭は約2000本。このイベントの最大のハイライトが午後5時から始まる「みんなで点灯式」。参加者が竹灯篭に仕込まれたロウソクに火を点す。徐々に暮れていくなか、竹灯篭の明かりが浮かびあがり、サクラの花をやさしく照らすのだ。(参加の方は柄付の長めのライターをお忘れなく)。
午後5時30分すぎからは、東屋をステージにライブ演奏が行われる。今回は地元鋸南町在住のギタリスト・千代正行さんが出演。数多くのミュージシャンと共演しギターの名手として知られる音楽家だ。気心の知れた音楽仲間も友情出演して、このまつりを盛り上げる。
季節を先取りするお花見、夜桜見物にでかけてみては。
主なイベント
- 保田川・竹けん玉大会:15時30分〜
- 開会式:16時
- 第3回保田川・紙ひこうき大会:16時30分〜
- みんなで点灯式:17時〜(16時受付・先着100名にあったか飲物と竹炭プレゼント)
- ライブ演奏:17時30分頃〜(千代正行・ギターほか)
- 頼朝茶房:16時〜20時
問い合わせ先/鋸南町観光協会保田駅前観光案内所
電話/0470・55・1683
参考:保田川頼朝桜の里づくり実行委員会公式サイト
参考:保田川・頼朝桜の里づくり実行委員会ブログ
*366号掲載
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