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軽トラを並べてそのまま販売。20台近くが並ぶ「さとみ軽トラ市」 |
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売る人、買う人のコミュニケーションも直売や「市」の魅力。 |
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その1 |
さとみ軽トラ市
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●毎月第2・第4日曜 午前9時〜12時
●会場・館山市銀座商店街特設会場 地図 |
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活性化とお年寄りの要望からスタート
ロードサイドの店舗に押されて衰退が続いてきた館山銀座商店街の活性化の一助にとスタートしたのが「さとみ軽トラ市」。農業生産者や食品加工業者などが、軽トラに商品を積みこみ、そこで販売する直売市。
「岩手県の雫石町で軽トラック市というのをやっていて、成功しているのを耳にしていました。その方式ならここでもできると思い、昨年の9月に、里見朝市などに出店していた農家の方などに声をかけて参加をお願いしました」と話すのは、館山銀座通り・加藤菓子舗の加藤喜久夫さん。当時、館山銀座商店街振興組合の理事長で、この市の発案者。近隣に生鮮品を販売する店が少なくなり困っているとの、お年寄りの声もきっかけのひとつだったそうです。昨年の10月に始まった軽トラ市は、毎月第2、第4日曜日の月2回、午前9時から12時まで開催。会場は、館山銀座通りから現在マンションを建築中の旧十字屋へ抜ける一方通行の道路沿い。現在30余り登録者があり、日により出店者の数は変わりますが20業者ほどが、軽トラを連ねます。
軽トラ市の出店者の代表となっているのは、館山市国分で農業のかたわらペンション「スズキアグリ」を経営し、体験農業の受け入れなどもしている鈴木厚子さん。鈴木さんは、館野のJAグリーン友の会のメンバーとともにグループで参加、野菜や花のほか、漬け物、あられ、アンビンモチなども販売しています。
「お客さまの出足も天候に左右されますし、まだ、知られていないせいか、大盛況とまではいきません。毎回楽しみにしてくれる人が、じわりじわり増えてくれるとうれしいですね」。
参加業者は、農家のほか、食品加工業者も多く、豆腐、惣菜や弁当、食肉、パンなどと多彩な食品が並びます。この軽トラ市は、参加資格は特になく、登録は無料。出店料は1日500円。軽トラがなくてももちろん出店可能で、フリマ感覚で参加する人もいるそうです。くわしくは主催の左記までお問い合せください。
※雨天の場合は中止。
お問い合わせ/館山銀座商店街振興組合
電話/0470・22・1130
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