26基の神輿と10台の山車・屋台でにぎわう
千倉のまつり
● 7月7日(土)・8日(日)
南北に細長い南房総市千倉町のほぼ全域で行われる盛大な夏祭り。大小あわせて26基の神輿と10台の山車・屋台が練り歩き、その数は南房総最大級。町の中心部を貫く国道410号沿いを舞台に、町内のあちらこちらで木遣りやかけ声が。左右に提灯が連なった道路は一部歩行者天国となり、町はお祭りムード一色。
前日の金曜日の夜は各地区神社近くで「宵宮」が行われる。一日目(7日)の昼前後に各神社から神輿や山車・屋台が町内に繰り出す。16時前後には川口地区から寺庭地区までの7基の神輿が千倉漁港広場に集合し、勇姿を披露。二日目の8日は、山車・屋台が中心。19時頃から千倉の商店街の通りに山車・屋台が集合し、祭囃子を競い合い最高潮の盛り上がりをみせる。
勝山地区合同祭
● 7月13日(金)・14日(土)※13日は宵祭
鋸南町の勝山各地区の合同祭。午前中から各地区で神輿や屋台が練り歩き、夕方には町役場駐車場に集結して盛り上がる。また、翌日曜は毎年、勝山の沖合いにある浮島へ漁船による無料島渡しがある。
富浦地区祭礼
● 7月14日(土)・15日(日)
富浦の南無谷、豊岡、原岡、多田良、青木地区の合同祭。大小の神輿が5台、山車8台と御舟が繰り出す。町指定文化財の多田良地区の鞨鼓舞、棒術・神楽も。まつりの中心となる原岡地区には多くの露店が立ち並び、賑わいをみせる。
館山・那古観音まつり
● 7月21日(土)・22日(日)
坂東三十三番巡礼札所の古刹・那古寺のまつり。「寺のまつり」は珍しく、県内では成田山新勝寺と那古寺の二カ所だけ。東藤・大芝・芝崎・浜・寺赤・宿の合同で山車屋台が曳き回される。二日目の夜には那古寺前に集まり「年番渡し」を行う。 |