南房総生活情報誌「クリップ」
水面にそよかぜ。
〈掲載日:2009年5月9日〉No.233
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「千倉さんぽ」に続く労作ガイドブック第2弾
白浜の魅力を満載。「白浜さんぽ」発刊
森亜土さん、洋子さんご夫妻

「白浜さんぽ」
A5版64ページ・全ページカラー印刷
発行者/「白浜さんぽ」出版有志会
発行日/2009年5月2日 定価500円
販売所/宮沢書店、海猫堂、海と砂原美容室、ル・ファーレ白浜、白浜ランゲージラボラトリー、犬のとこや「さと」、オルネカフェ、Olive、紋屋、カフェ千倉、イソラベラ、サウンドスウェル、インディーズピザ、カフェフロッタン、白浜海洋美術館、ボゴダほか
 「えっ、もう帰るんですか? それはもったいない……たとえばこの写真」。ガイドブック「白浜さんぽ」は、水面鏡のように写る野島埼灯台の写真とともにこんなフレーズから始まります。どこから撮ったのか地元の人でもなかなか特定できないミステリアスなショット。
 「そこがみそです。丹念に白浜を歩きまわっていないと見つけられない。私たちも、いろいろと発見したことが多かったです」。このガイドの編集を担当した森亜土さん、洋子さんご夫妻が、住まいのある浦安市から南房総へ足繁く通うようになったのは7年ほど前から。写真を撮りため、ただ1冊の私家版写真集にまとめて定宿のペンションに寄贈したところ、宿泊客の格好のガイドブックに。テーマ別にまとめられた写真集もやがて10冊を超えるまでになりました。その後、「出版してみては」との提案を受け、2007年にシリーズ第1弾ともいうべき「千倉さんぽ」を発刊。「観光客だけでなく、地元の人たちによろこんでもらえたことがとてもうれしかった」と、森さん。
 そして「次は白浜」との声がかかり、1年半の歳月をかけ再び写真を撮り、取材に歩き、、白浜の魅力を再発掘。こうしてできたのが「白浜さんぽ」。写真主体の第1弾から、第2弾では読ませる内容もたっぷり。「歯車の成瀬政男博士やアメリカでアワビ漁をした小谷兄弟、『己が罪の碑』など、かなり勉強させてもらいました」。白浜で英会話教室を営む山口恵子さんをはじめ、地元の方からも多くの協力を受け、かなり深い内容に。
 「取材でまわり、地域に若い人のパワーが甦ってきているように感じます。都会からのUターンで頑張っている人も多い」。つぶさに白浜を見てまわった森さんからはそんなひとこと。地元の人でも発見がある、知らなかった白浜の顔に会える、そんなガイドブックとなっています。5月2日より各所で絶賛発売中。

問い合せ先/「白浜さんぽ」有志会(山口)
TEL/0470・38・2320





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白浜海洋美術館
亜細亜の「染と織の宝物」展
アジアの「染と織」コレクション
開催中〜31日(日)9時〜17時、木曜休館
会場:白浜海洋美術館ギャラリー(南房総市白浜町白浜)/入場無料

 「白浜さんぽ」にもとりあげられている白浜海洋美術館。同館では和田町のアジア衣料店「エイジアパニック」が現地仕入れの際に収集したアジアの染め物と織り物、リメイク品のコレクション展を開催中。15日(金)までがインドシナ半島の山岳民族衣料のリメイク品、手織りの絹・綿等、16日(土)からインドネシアのろうけつ染や手織綿等のコレクションを展示予定。ぜひご覧ください。

問い合せ先/白浜海洋美術館
TEL/0470・38・4551





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渡邊博の軌跡展
変容する抽象表現1969年〜現在
「相反するマインド」油彩
開催中〜5月25日(月)11時〜16時(火水休廊)
会場:ギャラリーsfk(南房総市下滝田)

 国内外で多くの作品展に出品し、「線の氾濫、跋扈(ばっこ)」などと高く評される渡邊博さん。26年前より富浦に在住し、現在では制作拠点もこちらに。今回の展示には69年から現在までの作品が並び、時代の中で変容していく表現が伺える回顧展となっています。アンダートーンを基調としながらも、けしてダークではない渡邊さん独特の世界観がひろがります。
問い合せ先/ギャラリーsfk
TEL/0470・36・3052





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「天面(あまつら)の善光寺様本開帳」
実施中〜5月15日(金)/会場:西徳寺(鴨川市天面)

 「安房観音霊場巡り」では、最後は長野の善光寺に詣でるならわしですが、さすがに遠く、かわりとして鴨川市西徳寺(通称・天面善光寺)を訪れ、結願となるとされます(御朱印も有り)。今年はその西徳寺の如来堂に安置される秘仏・阿弥陀三尊(善光寺様)の、60年(!)に一度の本開帳の年で、昭和24年以来の開帳を実施中。如来像が慶長年間に津波で流され、お釜をかぶった状態で井戸から発見されたという逸話があり、その御利益あるお釜もかぶせてもらえます。一生に一度かもしれないチャンスにぜひお出かけください。

問い合せ先/西徳寺
TEL/04・7092・2044




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自由広場
5月9日(土)・10日(日)10時〜16時
会場:天津神明宮(鴨川市天津)

 盛りだくさんの催しが実施される恒例のフリーマーケット。

問い合せ先/天津神明宮
TEL/04・7094・0323



高家神社「庖丁式」
5月17日(日)11時〜11時30分
会場:高家神社(南房総市千倉町南朝夷)

 料理の祖神をまつる高家神社の春の例大祭。

問い合せ先/南房総市観光協会千倉支部
TEL/0470・44・3581



社会福祉チャリティー
5月17日(日)13時〜
●会場:鴨川市民会館(鴨川市横渚)/入場無料

 内容:木更津総合高校和太鼓、オカリナ演奏、津軽三味線、民謡、民舞ほか。

問い合せ先/秀寿づ会
TEL/
04・7096・0386



たのくろ自然体験塾「古代米の田植え」
5月10日(日)9時〜
会場:川戸区古代米圃場(南房総市千倉町川戸/集合:川戸精米所)/参加費無料/長靴、軍手、替え靴持参

 農家の方たちが指導する手作り自然体験イベント。

問い合せ先/たのくろ里の村(川原)
TEL/
090・5307・1830



おそとでランチ(2)旬を食べる「ドラム缶ピザと新じゃがポテトフライ」

5月17日(日)10時〜14時
会場:大房岬自然公園(南房総市富浦町多田良)/参加費:大人1500円、子供1000円、要申込

 同日プラネタリウム上映(14時〜15時、200円)も実施。

問い合せ先/大房岬少年自然の家
TEL/
0470・33・4561



石のまちシンポジウム

5月16日(土)13時〜16時45分
会場:金谷小学校体育館(富津市金谷)

 江戸城下、横浜港の建設などで石材を供給してきた鋸山。その痕跡として全国でもたぐいまれな奇景を残す鋸山石切場遺跡と房州石についてのシンポジウムを、各地から学識者や研究者を招き開催。翌17日には石切場跡視察ツアー(9時〜12時、鋸山ロープウェー乗り場集合/参加費:1000円)も実施。

問い合せ先/石の舎
TEL/
0439・69・2840



「山羊皮でオリジナル
しおりづくり」

5月17日(日)10時〜12時
会場:田中惣一商店(館山市湊)/材料費:500円

 世界フェアトレード月間にちなんで、フェアトレードショップの同店が、インドの山羊皮を使ったオリジナルしおりづくりを開催。先着20名。

問い合せ先/田中惣一商店
TEL/
0470・22・2088



「ひかりの子学園バザー」

5月24日(日)9時〜15時頃
会場:館山商工会館(館山市八幡)

 多くの掘り出し物が集まる児童福祉施設「ひかりの子学園」のチャリティーバザー。飲食や花・植物など模擬店も多数出店。

問い合せ先/ひかりの子学園
TEL/
0470・28・2135



第14回ライトミュージックフェスティバル イン アワ参加バンド募集

6月14日(日)
会場:南総文化ホール(館山市北条)/参加費(出演):社会人を含むバンド12000円、学生のバンド5000円(入場は無料)
応募期限:5月10日(日)、先着18バンド/安房地区在住者、勤務者、出身者を含むバンドが条件(生演奏を基本とする)。

問い合せ先/松田屋楽器館山本店
TEL/
0470・22・5661

問い合せ先/松田屋楽器鴨川店
TEL/
04・7093・3551

問い合せ先/黒川(夜間)
TEL/
090・8848・6408





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