南房総生活情報誌「クリップ」
レッツ、ゴー。
〈掲載日:2008年2月23日〉No.205
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博物館へ行こう。
南房総の博物館は個性的な企画展がメジロ押し
千葉県立安房博物館
「アワビ〜食と美〜」


●開催中〜3月23日(日)、会期中無休、通常月曜休館(祝日の場合は翌日)
●入館料・一般300円

 古くから安房の特産物として知られるアワビを「食」と「美」の観点からまとめた企画展。房総から渡ったアワビ漁師達の功績によって生まれた米国モントレーでのアワビ料理や、歴史的な美術品に用いられている貝細工ほか、多様な資料で紹介。食文化史研究家の永山久夫さんによる講演会〔2月23日(土)13時30分〜/会場・館山コミュニティーセンター〕、小学生以上を対象にしたアワビ貝細工体験〔3月20日(木・祝)13時30分〜、参加費・300円〕、展示解説〔3月8日(土)13時〜〕も実施(各行事電話で申し込み)。
電話/0470・22・8608



館山市立博物館
「村の医者どん」

●開催中〜3月16日(日)、月曜休館(祝日の場合は翌日)
●入館料・一般300円

 地域の歴史的資料等を多く扱う館山市立博物館。近代医療が導入されるまで、人々を病の悩みから救い、村の中で大変重要な位置にいた「医者どん」の存在を取り上げた特別展を開催しています。安房地域の古来の医療から、明治期に近代医療が導入されるまでの推移を様々な資料で紹介。帝京大教授による講演会〔3月2日(日)13時30分〜〕、学芸員による展示解説会〔3月1日(土)13時30分〜〕も開催。
電話/0470・23・5212



鴨川市郷土資料館
「伊八とその時代」

●開催中〜3月20日(木・祝)9時〜17時15分、月曜休館(祝日の場合は翌日)
●入館料・一般200円

 昨年の「ちばDC」でも好評を博した、鴨川出身の稀代の彫刻家「波の伊八」の企画展。葛飾北斎の描く「波」に強い影響を与えたといわれる「伊八」の、市内外の寺社に残る移動可能な彫刻等の他、新たに見つかった資料、知見等も加えて展示。3月2日(日)に展示解説講座も開催(要申込)。
電話/04・7093・3800



千葉県立中央博物館分館 海の博物館
「オスメスの不思議〜海の動物の世界から〜」

●開催中〜5月6日(火・休)、月曜休館(祝日の場合は翌日。4月22日〜5月6日は無休)
●入館料・一般200円

 海の動物に関するユニークな研究を行う「海の博物館」では、動物のオスメスの不思議にスポットを当てた企画展を本日より開催。3月29日(土)には、関連講座「オスとメスのふしぎ」を開催(要申込)。
電話/0470・76・1133




event
イベント
「春を彩る雛と花と書」

●開催中〜3月17日(月)11時〜16時(火・水曜休館)
●会場・ギャラリーsfk(南房総市上滝田)

 8名の作家による、吊し雛、陶、生花、書、布絵、墨絵作品等のコラボレーション。この季節を彩る企画展です。
問い合せ先/ギャラリーsfk
TEL/0470・36・3052



「エコロジスト・松本英揮 スライドショー」

●3月9日(日)10時〜12時
●会場・エコロジーな宿 やどかり(館山市波左間)
●参加費・1000円(高校生以下無料、子ども連れ歓迎)
 エコロジスト松本英揮さんが世界中を旅して見聞した、環境の危機的状況、エコモデルとなる地域等をスライドとトークで紹介。
問い合せ先/エコウィンド館山(青木)
TEL/0470・24・7850




「鴨川義塾・ウミガメ倶楽部 特別講演会」

●3月8日(土)14時〜16時
●会場・キャンピングヒルズ鴨川(鴨川市宮)
●参加無料

 鴨川市で活動を行う「鴨川義塾」と「ウミガメ倶楽部」共催による特別講演会を開催。鴨川義塾通例の、大学教授を迎えての福沢諭吉「文明論」講義と、海洋生物学の第一人者でドキュメンタリー番組等、映像制作にもかかわる、大森信さんの映像を交えた講演(演題「子供たちに残そう青い海」)を併せて実施。
問い合せ先/キャンピングヒルズ鴨川
TEL/04・7092・9979



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