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館山JSC代表座間祐一さん。「サッカーの魅力は創造性」と話す |
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2005年度三芳まほろばサッカー大会で見事優勝したメンバーと |
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全国の小学生チームが参加する「キャノンカップ・ジュニアサッカー」で、昨年ファイナルステージまで勝ち上がり、全国第3位という好成績を収めたチーム「館山JSC」。チームをそのような快挙に導いたWAKEESHIが、創設者でヘッドコーチの座間祐一さん(26)です。
座間さんは「大好きなサッカーを仕事に」という思いから、高校卒業後、独自のアプローチで、他地域の幼児体育スポーツクラブに就職。その後2000年に、「自分の考えと経験を生かし、より内容の充実した指導がしたい」と、館山JSCを設立しました。現在、パパさんコーチを含む5人のボランティアスタッフに支えられ、3才〜12才の児童・約60名を指導しています。
座間さんがサッカーを始めたのは意外にも高校から。経験者に追いつくため、必死で個人練習をしたそう。そんな経験にも基づき、クラブの指導ポリシーは「一人一人のために」というもの。週2回の練習も「一番技術の身に付きやすい幼少期に、サッカーを楽しむために必要になってくる技術を教えておきたい」と、個人技主体の内容です。
キャノンカップ第3位に輝いた昨年は、設立時の小学1年生が、最高学年になった年。座間さんの足掛け6年の一貫した指導が実を結んだ瞬間でした。それでも座間さんは「成績はたまたまの結果。それを目標にしているわけではありません。」「上を目指す子にも、純粋にサッカーを楽しみに来る子にも、等しくいい環境を作ってあげられれば」と、謙虚にクラブの姿勢を語ります。
自身も社会人チームでプレイする座間さん。「誰もが生活の中で、スポーツを楽しめる地域環境を作りたい」と、昨年新たに幼児のための多種目スポーツクラブ「ウィルキッズスポーツクラブ」を立ち上げました。クラブのモットーは「夢をあきらめない」。意欲的なWAKEESHIに導かれ、これから南房総出身のJリーガーやプロスポーツ選手が誕生する日も遠くないことでしょう。
クラブ生随時募集中。
問)館山JSC/ウィルキッズスポーツクラブ(代表・座間祐一)
電話090・7283・7411 |