南房総生活情報誌「クリップ」

No.160

〈掲載日:2006年3月11日〉
特集
3月20日・南房総市誕生!
いよいよ、あと9日。最終カウントダウン!
まだ間に合う!「カウントダウンスタンプラリー」


各市町村カウントボード

富山町

富浦町

三芳村

白浜町

千倉町

丸山町

和田町
 「平成の大合併」といわれ全国的に広がる市町村合併の動きの中で、今から4年前の平成14年3月25日に鋸南町から天津小湊町まで安房11市町村が「合併重点地域指定」を県知事から受け、本格的な市町村合併の協議が始まりました。
 平成14年の秋には11市町村による「安房地域合併任意協議会」が発足し合併の調査・研究をスタート。その後分裂、平成15年4月に館山市と安房郡市8市町村、15年7月には鴨川市と天津小湊町とそれぞれ合併協議を再開。さらに16年8月には、8市町村の枠組みから館山市が離脱、その後、鋸南町も脱退し、最終的に16年12月から安房7町村による合併協議が重ねられてきました。いよいよ、3月20日には待望の「南房総市」が誕生し、安房エリアは、館山市、鴨川市、鋸南町とあわせて3市1町となり、新しい時代が幕を開けます。
 南房総市誕生まで、あと9日。現在、南房総市の誕生記念イベントとして、「カウントダウン・スタンプラリー」を実施中。今まで隣町だと思っていた各スポットが、これからひとつの市になることを記念してのスタンプラリーは、19日まで。各町村が工夫を凝らした「カウントダウンボード」も見どころで、ボードの人気投票も実施中。南房総市管内7か所を巡るラリーに挑戦してみては。



■南房総市誕生記念カウントダウンスタンプラリー
 各町村のカウントダウンボードが設置された7か所に、スタンプ台紙とスタンプが用意されています。7か所すべてのスタンプを集めて応募すると抽選で10名様に南房総市となる7町村の特産品「おすすめ産品賞」(7000円相当)が当たります。またあわせて実施している「カウントダウンボードの人気投票」に参加して、人気投票の1位のカウントダウンボードに投票した人の中から10名様に「おたのしみ賞」(1000円相当)が当たります。

●スタンプ台紙・スタンプ設置(地図参照)
富楽里とみやま、とみうら枇杷倶楽部、三芳村鄙の里、白浜町観光協会、潮風王国、ローズマリー公園・丸山町、花の広場公園花夢花夢

問)安房7町村合併協議会事務局
電話0470・20・4120



イベント情報
色彩が織りなすモダンアートとその空間
水上順義展
開催中〜3月22日(水)まで・月曜休館
会場・南総文化ホールギャラリー
ギャラリーに展示中の水上さんの作品
 安房南高で美術教師として教鞭をとるかたわら、安房ビエンナーレなどで斬新なモダンアート作品を制作発表している水上さんの作品展。あざやかな色彩による水面のような模様がリズムをつくりだし、中心にぽつんと置かれる無機質な矩形。そんなモダンアートのドローイング作品と幅1m、長さはゆうに30mはこえる延々と続く巻物となった作品が並べられ、色彩豊かな独特の空間を作りだしています。

問)南房文化ホール
電話0470・22・1811



陶芸家が取り組んだ焼かない土の造形
浅井純介展「土の時間」
3月14日(火)〜4月16日(日)11時〜17時
会場・シーレ(千倉町瀬戸) 月曜定休
「ヴェネツィアの路地」

 千倉町の小松寺の近くで海山窯を開いている陶芸家の浅井純介さん。日頃は用と美を兼ねた器づくりに取り組んでいますが、今回は日頃の仕事とはちょっと離れて取り組んだ造形作品を中心に展示。なかには土を固めただけの「焼かない焼き物」も。土と格闘する陶芸家の新たなる試み。

問)シーレ
電話0470・44・4893



アラスカに暮らすエド&祐子ヘイズさんのトークイベント
「アラスカの自然と暮らし」
●サビーネ・トーク&パーティ
3月19日(日)スピーチ17時〜 パーティ18時30分〜
会場・コア2Fスタジオ(館山市北条・南総文化ホール交差点そば)
スピーチ・無料、パーティ・1500円(高校生500円)
●トーク&スライドショー
3月24日(金)19時〜20時30分 入場無料
会場・千倉町中央公民館
 千倉町出身で現在、アラスカ州のヘインズという町に住んでいるヘイズ祐子さん。アラスカの自然やコミュニティの素晴らしさを知ってもらおうと、夫のエドさんとともに来日し開催するのがこのイベントです。ヘイズさんご夫妻は、日本人向けのツアー会社をたちあげたばかりでプロモーションも兼ねての里帰り。雪と氷の世界だけではないリアルなアラスカが紹介されます。アラスカ産の手作りジャムやスモークサーモンを使ったスナックとアラスカハーブティー付き。トークは日英語で行われます。
アラスカ・ジャパン・コネクションHP
http://www.alaskajapanconnection.com

問)コア・クリップ編集室
電話0470・23・7541



絵画のあるゆったりとした空間でのんびりと贅沢な時間
カフェ&ギャラリー「丸山亭」オープン
3月14日(火)〜4月16日(日)11時〜17時
会場・シーレ(千倉町瀬戸) 月曜定休






 芝生の広がる庭に優美な平屋の建物。なんとも贅沢な空間のカフェ&ギャラリーが3月4日オープンした「丸山亭」。ゆったりとしたソファーで庭や絵画を眺めながら優雅にひとときを過ごせる場所です。南控控さんの版画作品、桐谷増子さんの銅版画、山口マオさんの作品が展示されています。

●土・日・祝日のみ営業。営業時間・11時〜17時。コーヒー・紅茶(400円)のほか軽食もあります。

問)丸山亭
電話0470・46・4355



心を打ち砕く音と歌と、熱きロック魂が炸裂
「がきおやじ」ライブ
3月18日(土)開場19時30分 開演20時
会場・コア2Fスタジオ(館山市北条・南総文化ホール交差点そば)
入場料・2000円

 がきおやじは91年の結成以来、度重なるバンドの危機にもめげず、15年もの活動を続けてきたロックバンド。現在のメンバーになってからは、メッセージ性の強い歌が業界関係者の目にとまり、テレビやラジオに出演するなど活動の幅を拡大中。「ココからが勝負」と語る中年ロックバンドの熱いライブをお見逃しなく。同日、とみうら元気倶楽部でもライブあり。チケットはカミヤマ(館山市)、風雲(鴨川市)等で販売中。

問)豊田(平日18時以降)
電話090・8848・6408



スポット
ユニークな喫茶店「あおきステーション」に
新コンテナルーム増設


 富山町平久里にあるコンテナでできた喫茶店「あおきステーション」に、通信カラオケが利用できる、新しいコンテナルームができました。「平久里にも幅広い年代の集まる楽しい場所が必要」という想いから、なんと関係者だけで作り上げたそう。お友だちとワイワイガヤガヤ気軽にどうぞ。お越しの際は電話を一本入れると確実です。

電話0470・58・0880
営)11時〜22時(OS)水曜定休


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