2018年版 出題の傾向

昨年の大きな話題となったのが「チバニアン」。千葉の名前が世界の教科書に載る…、地質時代がにわかに脚光を浴び、市原市にある地磁気逆転地層には見学者が殺到とのニュースも流れました。そこで今年のクリップ南房総検定は、地質時代、岩石、化石などにスポットをあててみました。

気になる今年の賞品は、問題のあとでご紹介。

2018正月 第15回南房総検定 出題

第1問

鋸南町岩井袋周辺では入り江が入り組んだ独特の地形がみられます。これは海水面が120メートルあまり上昇した縄文海進によるものですが、この地形は何と呼ばれているでしょうか?

イ・フィヨルド ロ・ダートコーン ハ・リアス式海岸 ニ・トリムライン

第2問

館山市沼にあるサンゴの化石を含む地層は約6000年前のもので沼サンゴ層と呼ばれ千葉県指定天然記念物となっています。このサンゴ層で見られる化石の種類は?

イ・約30種類 ロ・約100種類 ハ・約300種類 ニ・約800種類

第3問

千倉駅周辺から海岸に向かう一帯では、典型的な海岸段丘を見ることができます。現在の海岸線から一段上が、1703年の元禄の地震の頃、さらに2200年前、3000年前と続き、最近発見された古海岸線は何年前のものでしょうか?

イ・2000年前 ロ・3000年前 ハ・5800年前 ニ・1万円前

第4問

市原市田淵に露頭している地磁気逆転地層から、地質年代の更新世(約258万年前から約1万年前)の一時代をチバニアンと呼称される可能性が高くなっています。チバニアンの一時代前は何と呼ばれているでしょうか?

イ・カラブリアン ロ・ジェラシアン ハ・ジュラ紀  ニ・白亜紀

第5問

南房総市白浜町白浜にある鍾乳洞は小さいながら鍾乳石、石筍、石柱の観察ができます。約2500万年から500万年前にできたこの崖の地層は何と呼ばれているでしょうか?

イ・野島崎礫岩層 ロ・西岬層 ハ・豊房累層 ニ・千倉累層

第6問

やはり同じく白浜町白浜の海岸にあるシロウリガイの化石露頭は、鍾乳洞同様に県指定天然記念物になっています。シロウリガイの生息域は水深何メートルあたりでしょうか?

イ・10メートル ロ・200メートル ハ・1000メートル 1万メートル

第7問

鴨川市太海の海岸ではこの地方では珍しい海底火山から吹き出た溶岩を観察することができます。太平洋プレートに乗って房総半島まで移動してきた溶岩はその形から何と呼ばれているでしょうか?

イ・枕状溶岩 ロ・畳状溶岩 ハ・柱状節理 ニ・塊状溶岩

第8問

館山市九重と白浜間の安房グリーンラインで大規模な地震によってできあがった複雑な地層を見ることができます。「大規模海底地すべり構造」と呼ばれていますが、この地層はいつ頃の地震によりできあがったと推定されているでしょうか?

イ・約1万年前 ロ・約10万年前 ハ・約50万年前 ニ・約200万年前

第9問

江戸時代中頃より、鋸山から切り出されていた石は房州石と呼ばれ、土木工事などに使われていました。皇居のお堀にも使われてたこの石は何石?

イ・凝灰岩 ロ・玄武岩 ハ・蛇紋岩 ニ・花崗岩

第10問

南房総市の白浜町根本海岸や、千倉町の忽戸から川口の海岸では、波の浸食に強い泥板岩と弱い砂岩の互層が隆起してできた独特の地形が見られます。一帯の海岸は何と呼ばれているでしょうか?

イ・釣鐘岩 ロ・屏風岩 ハ・蛙岩 ニ・衝立岩

全問正解者へのお年玉プレゼント!

全問正解者には、抽選により下記の豪華賞品をプレゼント。

外れてしまった方にも、クリップ特製カレンダー・オリジナルメモ帳をプレゼントいたします(※全問正解者多数の場合は、抽選で200名様)

1. クリップ賞

グーグルホーム(スマートスピーカー):1名様

2. コア賞

Panasonic ナノドライヤー EH-CNA99:1名様

3. コアコミニケーション賞

象印ホットプレート EA-ETS20:1名様

4. ほっとしま賞

ネスカフェゴールドブレンド バリスタ HPM9634:1名様

5. 便利で賞

グーグルホームミニ(スマートスピーカー):1名様

6. 本をよみま賞

図書券〈2000円分〉:5名様

7. お米をたべま賞

長狭米 5kg:10名様

8. 安田農園賞

千葉アクアメロン〈1個〉:2名様

9. オレンジ村賞

房州みかん〈5kg箱〉:5名様