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館山ファミリーパークに世界チャンピオンの作った巨大な砂の彫刻が出現!

投稿者:admin|投稿日:2019年1月1日

日本のサンドアートの第一人者
保坂俊彦氏

色とりどりに咲き乱れるポピー畑は、すでに満開に。南房総の花の観光スポットとして人気の館山ファミリーパークに、昨秋から登場したのが、巨大な砂の彫刻。すでに「ドラゴン」と「ペガサスに跨がるナイト」の2体が完成している。大きさはそれぞれ幅5メートル、高さ4メートルというビッグサイズで、まさに壮観。

この砂像の制作にあたっているのは、ドイツで開催された世界大会で3位、中国での大会では2位に、そして2017年に台湾で開催された砂像世界大会で優勝という経歴をもつワールドチャンピオンの保坂俊彦氏。1974年、秋田県の生まれで、98年に東京藝術大学彫刻科を卒業。日本を代表するサンドアート・砂の彫刻家として知られる。

制作過程の様子

砂像の素材は砂と水だけだ。まず型枠に砂を詰めて固めるという作業を繰り返し、3段からなる土台を作る。使われる砂は1体につき約60トンにもなるそうだ。固めた土台の型枠を上段から外しながら、左官鏝を使って制作する。約10日間というスピードで1体を完成させる。
この2体の巨大な砂像が展示されているのはポピー畑の真ん前で、いわばインスタ映えのする場所。この春の人気スポットとして反響を呼びそうだ。通常サンドアートは短期間で取り壊されてしまうが、今回は約1年間の展示が予定されている。長期間の展示は日本では初の試みになる。

もう1体「城」をテーマにした作品の制作がこの1月上旬からスタートする。1月26日の完成をめざしている。正面入口で制作される予定で、運がよければ貴重な制作過程を眺めることができるかもしれない。

問い合わせ/館山ファミリーパーク
電話/0470-28-1110

*455号掲載

カテゴリー:トピックス

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